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またまた久しぶりになりますが、刺激を受けたことがあったので少し。

今日は授業後にインディーズ中心に素晴らしい映画を撮っている内田英治監督の特別講義があり、ありがたいことに仲良くさせてもらっている他学部の先生からアナウンスをいただけたので受けてまいりました。

百円の恋や私たちのハァハァ然り、インディーズの映画は名古屋に住んでいた頃シネマスコーレという劇場にたまに観に行ってはいたがそれほど詳しいわけでもなく、映画について語ることはとてもできないのですが、予習的に観た「下衆の愛」が非常に面白く、こういう役者の方の覚悟が伝わるような映画はとても好きだなと。

講義では内田監督がどのようにここまでやってきたのかということを順にお話しされていて、ジャンルは違えど同じクリエイターとして興味深いことばかり。

中でも一番心に残ったのは、映画製作を本格的に始める前に某週刊誌のライターをやっていた時期があり、仕事をしつつもずっと映画を作りたいという気持ちがあったため取材などで会う人全員に「僕本当は映画を撮りたいんです」と言っていたという話。そして結果的にそこから映画の仕事につながったと。

予てから自分の目標は口に出さないといけないよと色々な人から散々言われていたけれども、本当にそうなんだなと思い知らされました。私は自尊心の低さからこんなこと自分が言ったら恥ずかしいかな、と口を塞いでしまうことが多いので。

映画音楽のこととか聞きたいことはたくさんあったのに、質問タイムではなかなか手が挙げられず、またもや後悔。

7月の中旬に新作の公開があり毎日劇場にいらっしゃるらしいので、観に行ってその時こそはと気合いを入れ直しました。