4/8

昨日は学費のために始めたクレジットカードのPRバイトの初日で、はるばる埼玉県の入間まで行っていた。派遣なので勤務地が一定ではなく、新人を受け入れてくれるところがそこしかなかったそうだ。昨日今日の2日間だけという約束で、仕方なく片道2時間近くかけて行くことに。賄いのないバイトが久しぶりだったため初めは弁当が作れることを楽しみに思っていたが、前日に仕事への不安からなかなか寝付けず、通勤時間も長く到着したころにはもう疲れ切っていた。

集合場所に行ってみると、思った以上にスタッフがたくさん。しかもほとんどが私のような各地の現場へ行く派遣ではなく毎回ここに来ている人たちらしく、既にかなり仲が良い様子。小ぢんまりとした現場を想像していたため、その状況にとにかくショックを受け、早くも心が折れてしまった。控室に入ると「○○カード10日連続獲得○○さん」などと名前が並べられているのを見つけ、さらに気持ちが重くなる。

仕事自体は個人情報を扱う割と責任があるものにも関わらず細かくは教えてもらえず、とにかくできる人のを見て覚えてくれとのこと。これはカードPRの仕事でなくても派遣ではよくあることなのでまたかと思う。飲み込みの早さにある程度の自信はあるものの、いきなり受付に立たされ不安MAXに。結局すぐ慣れて有料の特典付きカードを初日で2枚取る。ヘルプもなく後ろからずっと見られていることがかなりストレスだった。

平日で基本的には暇だったため他のスタッフ同士の談笑が目に付く。昔から集団の場が本当に苦手で、自分から積極的に参加することができない。今回に至っては既にコミュニティが出来上がっていて、自分が入る余地もないように感じてしまう。皆良い人たちなので実はそんなこともないのだろうが、私自身にはとても辛く終わる頃にはぐったり。

また2時間かけて帰宅、明日も仕事かと重い気持ちになり何もやる気が出ない。ふとこの感じは銀行に勤めていたとき以来だ、と思う。そのときはこれは当たり前にみんな感じていることでもう少しすれば慣れると言い聞かせて働き続けていたが、結局病院に通うようになり退職した。

とはいえもう明日の明日ではシフトも出ているし、初めの登録会のときに当日欠勤はなるべくなしでお願いしますと念を押されている。諦めて布団に入るも、同居人が帰ってきて声をかけてくれるといつの間にかぼろぼろ泣いていた。普段少し体調が悪くても簡単には仕事を休んだりしないが、今回は直感でもうダメだと思い、担当の方にメールをして休ませてもらうことに。

休みになっても気分は晴れず、一日中布団で横になっていた。

3/31

今日はカレー屋で通しの仕事。

店長と仲の良い某写真家の方が取材で昨日来ていたらしく、シフトが昨日だったら会えていたのにな、と思っていたらなんとプリンを食べに今日もお店に来るとのこと。前にも何度か来てくれたことはあるのだが、いつも話しかけられず終いだったので今日こそはと意気込む。ランチ閉店間際に来店、話しかけるタイミングを見計らうも洗い物などもあり後回し後回しに。まかないのカレーを食べながら店長との会話を黙って遠くから聞く。なかなか会話が途切れない。そしてそのままの流れで帰っていってしまい、結局今回も話しかけられず。また話しかけられなかった、と店長に言うと「昨日○○ちゃんはサインもらってたよ」と。

こんなことがこう何度もあるとさすがに自分の不甲斐なさに落ち込み、同居人にその旨をLINE。「自分が店員でもその状況では話しかけられないよ」と返ってきたので、「でも○○さんはサインもらったらしい」と送る。人と比べる悪い癖が出ている。すると、「そこで話しかけられないような人の方が好きだけど」と返信。その言葉でハッとして、ああそうだった、と思う。

私がこういう状況のときなかなか意中の人に話しかけられないのは人見知りということもあるが、一番には羞恥がある。ある程度有名な人に対してあなたのことが好きだ、あるいはとても気になっていると恥ずかしげもなく直接伝えられてしまう人に対して辟易する気持ち。

その根底には、まだ何者でもない自分への恐怖感がある。何者でもない自分に話しかけられたところで相手は相槌を打つことくらいしかできないだろうし、困ってしまうだろう。そんな状態の相手と話を膨らませることができるほど自分はコミュニケーションが上手な人間ではない。話しかけることができる人はそもそもコミュニケーション能力が一定以上ある人なのだろうが、何者でもないのによくもそんなにガツガツいけるな、といつも意地悪く思ってしまう。客観的に見て自分がそういう人になりたくないがためにいつも直前で踏みとどまってしまい、声をかけられず後悔する。その繰り返しだ。

それがどんなに意味がないことかわかってはいるが、未だに着地点は見つけられず。どう思われてもいいから積極的に話しかけていきたいとも思えないし、別に無理をすることはないだろうと割り切ることもできない。

3/22 夢

体育の授業に遅れて行って、先生に怒られる。校庭一周を命じられるが、真面目に返事をして走るのは恥ずかしいので「よ~し、行こうぜ~!」と言ってへらへら走る。

走り終わると他の走り終わった人たちが集まっていて、その中に松本人志がいる。松本人志に「あんたねぇ、怖いのよねぇ。テレビで見ててもいつもそうよぉ。」となぜかおネエ口調で話しかける。松本人志は笑っていた。

全員走り終えて先生が話し始めると頭上にひもで吊るされた巨大なかき氷器が現れ、氷を削り始める。先生の話の途中にも関わらず私が「あ~見てすご~い」と言うと、先生は得意気に「あれな、すごいだろ。1億円で買ったんだ」と言う。かき氷器が氷を削り終えると、先生が「よし、降ろしてみよう」と言ってコントローラーのようなものを生徒の一人に渡す。その子がボタンを押すとかき氷器はするすると降りてきて、その勢いのまま地面に激突した。ものすごい地鳴りがして、破片が飛び散る。そして驚く間もなく、かき氷器は遊園地にある「バイキング」のようにぶんぶんと往復運動し始めた。ひとつまたひとつと部品が取れていくのがスローモーションのようにゆっくりと見え、最後にはひもが切れて地面に叩きつけられてしまった。かき氷器についていた電球のようなものが一番最後に地面に落ちたが、その電球だけはなぜか壊れず、少しホッとした。とはいえ1億円の巨大なかき氷器は修復不可能なくらいに粉々になってしまい、先生がどんな顔をしているのか見ることができなかった。

 

あまりに不思議な夢だったので、次の日にバイト先の店長に話してみる。どうやらお金のことが関係していそうだとなったとき、ハッとした。夢を見た日の日中、4月から通う学校の入学金やら授業料やらをとりあえず一括で支払うため、父親から自分の口座宛てにそこそこ大きなお金を振り込んでもらっていたのだ。それをそのまま学校の口座宛てに振り込もうとしたとき、本当にこれでもう後戻りできなくなってしまうという気持ちでいっぱいになり、ひとまずその日は振込を見送った。

そんなことを考えながら寝たから、「父親が株を売って用意してくれた大金」が「先生が大金をはたいて用意したかき氷器」となって夢に出てきたのだろうか。巨大なかき氷器って何だ?

こんな大金を払って結局何もためにならなかったらどうしようかと不安に思っているということを店長に話すと、「そんなの自分次第でしょ」と言われる。全くその通りすぎて何も言えない。

3/15

昨日、4月から週1で通う学校の説明会に行ってきた。

もちろん学費等はすべて自分で払うことになるので、本当にここでいいのかなどと色々考えて願書を送るまでにしばらく二の足を踏んでいたが、もうそろそろ〆切も迫ってきて先日ようやく心を決めた。社会人向けの週1だけのコースと言えど今の自分には決して安いものではなく、親ローンで月々少しずつ返していくことになる。返し終えるのに一体何年かかるのか。けれど今やるしかない気もしている。がんばります。

夜、岡山からaapsのマツダちゃんが泊まりにきて、餃子パーティーをした後カルテットを2回観て就寝。

 

10時にアラームかけ、11時に起床。天気が悪いとなかなか起き上がれない。

近所のパン屋さんでパンを買い、家でコーヒーを淹れて遅めの朝食。ゆったり準備し、同居人が靴を見たいと言ったため3人で吉祥寺へ。

中道通りのキッチン用品などが売っている小店に入り、セールコーナーに良い感じの和食器を発見。2点買っても500円しなかったので即決してレジに持っていくと、財布に1万円札しかない。迷惑かなと思ったが仕方ないので「大きいのしかないんですがいいですか」とおそるおそる出すと、店主と思われるおじさんの顔が一気に歪み、「うわっ」と言われてしまった。その後も「ああもう、みんな出すから困ってるんだ」と怒ったふう。まだおつりはある様子だったが、これ以上何か言われるのはもう耐えられなかったのですぐに外で待っていた同居人を大声で呼び、小銭で払ってもらった。その様子を見て店主は一応「すいませんねえ」と言っていたが、帰り際に私たちの背中に向かって「みんな1万円札ばっかでかなわんな」と小さく一言。それで私は一気に気分が落ち込んでしまった。どうすればよかったのか、どうしてこんな思いをしなくてはいけなかったのかと悔しくなって泣きそうになる。

その後、無印に行ってレジでその1万円札を出したとき、また嫌な顔をされるんじゃないかと怖くなった。たぶんもう、私はあのお店には行かないと思う。

3/9

西アサヒにてぴーこのお誕生日会ワンマンライブ。

自己紹介曲を提供させてもらっていて、それが今回初披露でした。

初めてのワンマンライブということでぴーこは相当緊張していて、私も私で自分の作った曲を人前で、他の人に歌ってもらうということが全く初めてのことなのでどうなることやらとかなり緊張。

セットリストのうち私が作った一曲以外はほとんど他のアイドルのコピーだったのでプロが作ったオケの中で自分の素人丸出しオケが浮きすぎて事故にならないかが一番不安だったが、そもそも全体的に流すオケの音量が小さめで歌が目立つ感じだったからかそこまで気にならず一安心。

なによりぴーこの天真爛漫なしゃべりで場は盛り上がり、ぴーこの調子も出てきてラスト、アンコールで自分の曲を歌ってくれたときにはもう完全に感動しきっていた。これが「肉厚アイドルぴーこ」か!!と思った。

そして私も、他のお客さんたちが初めて聞く曲にもかかわらず口づさんでくれていたり、駆けつけてくれた友人たちに本当によかったよと言ってもらったりするにつれ、本当にやってよかった、勇気を出して楽曲提供させてくれないかと提案してよかったと思ったのでした。

これからもぴーこの曲作ります。目標はアルバムにすることと二人で決めた。

 

満たされた気持ちでそのまま夜行バスに乗り込み帰京。

3/8

中学校時代の同級生二人とジャニーズのDVD鑑賞会。

一人の子は何だかんだでちょくちょく顔だけは合わせていたが、もう一人の子は覚えている限りでは中学を卒業して以来。しかももう結婚して、2歳の子どもまでいる。2歳!!

Twitterで幾度にわたりHey!Say!JUMPの伊野尾くんが好きだというツイートをしていたところ、中2のとき共にジャニーズ好きだったその子から「あれ、昔は山田・知念派だったのに!」とリプライが来た。一気に懐かしくなり色々話しているうち、いつの間にかその子も初回DVDをオークションで落とすほどの立派な伊野尾くん好きになっていた。そこで当時よく一緒に行動していたもう一人(ジャニーズに全く興味なし)を巻き込み、今回の鑑賞会に至る。

結婚して子どもがいることはSNSを通して知っていたし、何なら勝手に成長を見守っていたくらいなので実際に会ってみて驚くことはなかった。ただ、これはすごく当たり前のことだしありきたりすぎる感想なのだけど、本当にお母さんしてるんだな、と。見た目も話し方も、話していることも当時とほとんど変わらないのに、なぜか圧倒的にお母さんという感じ。お母さん!!!というオーラ。普段仲良くしている人たちの中にこういう人がいないからか、懐かしさに落ち着きながらもなんだかそわそわしてしまう。

私は今までの人生で子どもがほしいと思ったことが一度もない。というよりも、自分には無理だと思っている。かつて一日のほとんどの時間を共に過ごしていた友人の偉大な姿に、その思いがますます強くなる。私にはまだまだ無理そうです。

全く人見知りしない2歳児に指でつんつんされる時間、楽しかった。

 

最近の所感

・つまらんzine売るやつもうgood night

3/6

今日は一日フリー。

この帰省中に確定申告をしなければいけなかったのでパソコンで申告書類を作る。もっと大変なものと思っていたがプラットフォームに入力するだけで意外とあっさり作成完了。かつて銀行で勤めていた頃によく目にしていた確定申告書、まさか自分が作るようになるとは思わなかった。そしてまさかの、還付金が2万円強!ほぼ還ってこないだろうと思っていたのでかなり儲けた気持ちに。元々は自分のお金なのに、それが後からもらえるというだけで得した気分になるのはなんだかなぁと思う。

書類を税務署に持っていくと、なんと受付窓口は閉まっていた。サイトでちゃんと調べてから行ったのに。こればかりは誰も悪くないし仕方がないことなのだが、ついてきた母にはちゃんと調べてこないからだというようなことを言われイライラする。時間外のポストがあったので一応出せるとのことだったが、添付書類を窓口で確認しながらのり付けしようと思っていたのですぐに出せる状態ではなく、机に移動してのり付けしているとこんなの家でやってくればよかったのになどと言われまたイライラ。~すればよかったのに、と言われることが本当に嫌いです。普段離れて暮らしていることでこういうことは少なくなってきていたけれどやはりたまには起こる。

その後なんとか気を取り直してイオンで買い物と夕食。ピザとパスタを食べる。家に戻って少しすると父が帰ってきたのでしゃぶしゃぶの準備をして、私もつられて食べる。夕食二回目。全くお腹がいっぱいにならない。